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【機材】ポータブル電源は移動運用に最適

更新日:2023年1月22日

私の無線運用スタイルは、固定のリモート運用と、移動運用がメインです。

電信を始めて、移動運用が面白くなってきました。


普段自動車には、リグやバッテリーは搭載していません。

毎回自宅から運んでいるのですが、駐車場まで少し距離があるので、

できるだけ小型軽量の機材が望ましい。

セッティングしやすく、すぐに撤収できる方がいい。

できれば、あまりお金をかけたくないが、ある程度は思い切ろう。


そんな私が最近導入して、正解だった機材を紹介します。

まずは、ポータブル電源です。


〇ポータブル電源

移動地についたら、車のエンジンは止めるようにしています。

本当は、ほとんどエンジンは止まっていて、充電の時だけ動く

ハイブリッド車が理想的なのですが、さすがに買い替えるのはちょっと出費が大きい。


ということで、移動を始めたころは、ディープサイクルバッテリーを使っていました。

実際、十分実用になります。今も予備として備えています。

しかし、リチウムイオン蓄電池を使ったポータブル電源が気になって仕方なかったところ、

facebookの執拗な広告の誘惑に負け、Jackeryのポータブル電源を買ってしまいました。

どの容量のタイプを買うか迷いながら、

10時間程度は運用できそう。駐車場までなんとか運べそう。

ということで、708にしました。


使ってよかった点

  • 普段の移動運用では、十分な容量。 電信50W運用でCQを出して、1時間で10%程度減ります。 毎回2、3時間程度なので、十分です。もっと小さくてもよかったかも。 ディープサイクルバッテリーと合わせて、15時間くらい運用できる計算です。

  • バッテリーの残りがわかる 結構これは便利です。ディープサイクルバッテリーの時は、いつ切れるかわからない 状態で使っていて、送信中にいきなり電源が落ちることがありました。 残りが%表示されるので、安心して交信できます。

  • シガーソケットの電圧13.0Vがずっと続いている。 DCのシガーを使って無線機に接続しています。DCのシガーソケットの出力は13V(リグの電圧表示)。 無線機の定格電圧まであと0.8V、昇圧機を使うか悩ましい電圧なのですが、使わないで運用しています。 AC100V→安定化電源→13.8Vが効率がよいという話もありますが、ACを使うとノイズの心配があるので、今はこの運用です。


使って気になる点

  • ちょっと重かった。毎回、運ぶのが結構大変。 重さは6.8kgあります。結構重いです。移動運用時には無線機と一緒にカバンに入れて車まで運んでいます。もう少し軽ければいいのですが。

  • AC電源を使うと、ノイズが出る。 これが唯一の弱点といえるでしょう。 AC電源をONにすると、ノイズが無線機に入ります。 まあ、電信の運用時は紙ログでパソコンは使わないのでDCのみにすればよく、13V給電されているので、とりあえずは問題なしです。ノイズが入る周波数帯やモードもあるようなので、引き続き調べます。 ただ、FT8となると、AC電源を使いたいので、ノイズ対策が課題です。

その他のポイント

  • ソーラーパネルもあります。これをつなげば、アウトドアでも停電時でも充電できます。私は持っていませんが、気になっています。

  • もちろん、災害発生時は、非常用電源として使えます。普段から無線運用で使っているので、いざという時にきちんと稼働してくれるはずです。少々値が張りましたが、家族の理解も得られやすいですね。引き続き、使い倒したいと思います。

  

関連サイト

※最近、Jackeryの偽サイトが、facebookなどで広告を出しています。1万円台で販売していたりして、極端に安いサイトは要注意です。私も思わずポチってしまいそうでした。カード情報を盗まれたり、商品が届かなかったりするようです。注意してください。

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