2023年7月8日、天候は、曇り。午後から激しい雨が降るという予報です。土日ともに天気が悪いようなので、家から近い愛知県岩倉市 岩倉市自然生態園に移動して無線運用してきました(JCC2030/PK-78)。
天気の悪化であまり長時間できないという予想なので、ひたすら電信でCQを出しまくって1週間のストレスを発散してやろう。そんな感じで臨みました。
交信自体は楽しかったのですが、まったく知識なしで行った岩倉市自然生態園は、多い時は1日300人もザリガニ釣りに訪れる、ザリガニで有名な公園でした。
■交信
〇CW(電信)
駐車場の一番端のベストポジションをゲット。午前中短時間の移動なので、2時間電信1本勝負。近くに太陽光発電設備があるのか、ノイズが結構高いのですが、まあいいやと7MHz電信でCQを出しました。
ノイズで受信に苦労しながらも、クラスターにもアップいただき(QNR局TNX)、順調に声をかけていただきました。
やはりCQを出すと汗をかきますが、楽しめます。車内は36℃を突破しましたが、扇風機が大活躍。これで本格的な夏の移動を乗り切れるかもしれません。
■移動データ
・日時:2023年7月8日 9時35分~11時25分
・移動地:岩倉市自然生態園 PK-78
・所在地:愛知県岩倉市 JCC 2030
・運用周波数:7.012MHz
・運用モード:CW
・設備:FT-891M Mobile Whip HF40CL 1.5mH 50W(CW)
・交信局数:41局
・バッテリー残量:86% (Jackery 708)
■公園情報
午後から雨の予報なので、早めに家を出て、8時45分ごろに現地到着。公園につくと、立派なワークハウスという建物があり、公園に生息している生物をいろいろ紹介しているようです。公園を一周してみると、池にはたくさんの生物がいます。歩いていると、カエルなどが池に飛び込んでいきます。池や小川にもたくさん何かが泳いでいて、私が近づくと必死で逃げて泥の中にもぐります。どれくらいの種類の生物がいるのでしょうか。それほど広くない公園ですが、ぎゅっと自然が凝縮されたような感じです。
戻ってみると、管理人さんが来られていて、「ここは初めてですか?」声をかけてくれました。
「ここはザリガニで有名なんですよ。土日は多い時300人くらいがザリガニ釣りに来られます」とのこと。
おお、小さいころ、親戚に行ったときに体験したザリガニ釣りか!ザリガニがこの池にたくさんいるようです。
「法律が変わったので、ザリガニの扱いも変わりました。」ということで、公園内にもザリガニの取り扱いについて啓蒙されていました。釣ったザリガニは持って帰って個人で飼うには問題ありませんが、野外に放すことは禁じられました。飼えなくなったら人に譲るか、責任をもって殺処分するよう保護者にお願いされています。
繁殖力が強いうえに、水草や水生昆虫を全滅させてしまうのがその理由。最初に日本に持ち込まれた20匹が、今は数百万匹いるそうです。各地で駆除されているようですね。
ザリガニの写真を撮ろうと水辺に近づくと、確かにいますが、すぐに逃げます。写っているのですが、かなりわかりにくい。
運用を終えて公園にもう一度行ってみると、家族連れが数組来ていて、ザリガニ釣りをやっていました。撮影させてもらうのを忘れましたが、かごにたくさん入れていました。持って帰って飼うのかな。釣れた時の子供の歓声が、いいですね。
たくさんカエルもいてどんどん池に飛び込んで逃げますが、1匹逃げなかったので、撮影できました。
小さいころは手で捕まえて遊びましたが、今は無理です笑
管理人さんは今日、「子供たちに見てもらうんです」と、公園内を歩き回ってノコギリクワガタを捕まえて、ワークハウス内に展示されていました。管理人さんからパンフレットと「みぢかな自然」という岩倉ナチュラリストクラブの会報をいただきましたが、これを見ると多くの人の手で、水草刈りなどでこの公園を維持されているようです。
昔は身近にあった自然を残すために、たくさんの人が努力されていることを、知りました。素晴らしいです。
無線の交信も楽しめましたが、それ以上に公園自体を楽しむことができた移動運用でした。
雨の予報で少し悩みましたが、移動運用に出かけて大正解。これからも「迷ったらGO」ですね。
なお、駐車場は21台しかなく、ザリガニ釣りで駐車場が混雑すると思ったので、無線運用が可能か聞いたところ、「今日は午後から雨で人は少ないと思いますので大丈夫です」と許可をいただいて運用しました。
管理人さん、いろいろ教えていただき、ありがとうございました。
DE JS2AZO
HPE CU AGN SN.
GL 73 & 88.
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