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【移動運用】岐阜県多治見市 かさはら潮見の森公園

更新日:2023年1月28日

2023年3回目の移動運用は、1月4日、岐阜県多治見市の潮見の森公園です。

この公園は、とても広い駐車場があり、しかもこの時期は人が少ないので、

他の人に迷惑をかけずにアンテナを展開できます。

この日は最初は、私一人。貸し切り状態です。

いい機会なので、アンテナの調整をすることにしました。


普段はモービルホイップをマグネット基台に取り付けて手軽に運用していますが、

駐車スペースに余裕があるときは、マルチバンドのダイポールアンテナ、

第一電波工業のHFV5を使用します。


このHFV5をきちっと調整して、

7MHzに加えて14、21、28、50MHz帯でもいつでも電波を出せるようにしておき、

これから太陽活動が更に活発化してきた場合の

ハイバンドでの通信を楽しみたいと思っています。

(今は無線機の測定機能によるラフな調整でした)


アンテナの調整には、アンテナアナライザーがあると便利です。

所有しているnanoVNAという最近はやりの安価なアンテナアナライザーを使って

調整してみました。

アンテナの先端の細い部分、エレメントは、長さを変えられるようになっており、

アンテナの電気的特性(共振周波数)が送信する周波数に一致するように、

nanoVNAを見ながら長さを調整します。


写真では、黄色いグラフが該当し、値が下がっている部分が、

アンテナの共振周波数です。14.062MHzを示しています。

14MHzでは、FT8の14.074MHzで運用したいので、

あと1mmほどエレメントを短くするとばっちりです。


アンテナを上げた状態で測定する必要があるので、

降ろしてエレメントの長さを変更し、

また上げて測定することを繰り返します。

7MHz帯と14MHz帯を調整したら、結構疲れてしまったのでここまでとして、

電波を出して交信してみました。


7MHz電信でCQを出している局をコールしてみると、

すぐに応答がありました。

無線機の表示も、アンテナの共振周波数近辺で電波を出していることを示しています。

気持ちがいいです。


この日は電信で4局交信できました。

交信いただいた各局、ありがとうございました。


次はPOTA対象の公園から、FT8で海外との交信を狙いたいと思います。


■移動データ

・日時:2023年1月4日

・移動地:岐阜県多治見市 かさはら潮見の森公園 PK19-57

・所在地:岐阜県多治見市 JCC1904

・運用周波数:7MHz(40m)

・運用モード:CW

・交信局数:CW 4局


■おまけ

公園内にある展望台からは、名古屋方面、多治見方面を眺望できます。

ハンディ機を持ってくると、結構遊べそうです。



かさはら潮見の森は結構広いです。駐車場から右側の大野池までは

1kmという看板がありました。

この日は、写真を撮りに森に入っていく人が何人かいました。

ぐるりとウォーキングしたいと前から思っているのですが、

まだ実現できていません。


■紹介した機器の関連リンク

〇第一電波工業 HFV5

7/14/21/28/50MHzの5バンドに対応していて、コンパクト。移動運用で重宝していますが、集合住宅のベランダ設置もコンパクトで適しているのではないでしょうか。

Amazonで2016年に購入したときは確か39,000円くらいだったと思いますが、今見ると製品ページでは5万円でした。ちょっと驚きです。アマゾンでは39,800円くらいのようです。



〇NanoVNA

中国製の何機種かが販売されています。ベクトルネットワークアナライザとしていろいろ用途があるようですが、私はほんの一部の機能しか使えていません。要勉強です。

2019年にAmazonで購入した時と比べて、筐体が強化され、測定できる周波数帯が広がるなど、進化しているようです。当時6,199円で購入しました。

Amazonでチェックすると、7千円くらいのものと14千円くらいのものがあります。高いほうは、ディスプレイも4インチの大型でバージョンが上がっているとのこと。

キャリブレーション用のダミーロードとケーブル付きがおすすめです。


DE JS2AZO.

HPE CU AGN SN.

GL 73 & 88.


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