top of page
moribayashi5

遠くの無線局との交信が楽しい

「無線のどこがおもしろいの?」

よく聞かれます。


電波は電離層に反射する
電波は高度約200〜400kmにある電離層に反射して地表に戻ってくる(短波)

無線は面白いです。楽しいです。

でも、その面白さ、楽しさは、

アマチュア無線に興味ない人には、なかなか理解できないようです。


例えば私がアマチュア無線を始めた目的は、

「遠くの無線局と交信したい」

これにつきます。


地球の裏側の無線局と交信するって、どんなん?

ほんまにできるの?

できたらすごいやん!

こんな感じでした。


短波の場合、私のマンションベランダの小さなアンテナから出た電波が、

地上200kmほどの高さにある電離層で反射され、

戻ってきて地表で反射され、また電離層で反射され、、、を繰り返して

10,000km以上遠くの南アフリカやアルゼンチンにまで飛んでいく。


彼方の無線局が私の電波を受信して、

私に向けて出した電波が

同じように反射を繰り返しながら日本まで届く。


このプロセスを経て、

「私のコールサインが返ってきた!」

交信成立!となります。


しかも、上空にある電離層は、太陽活動の影響を受けるので、

季節や時間により、変化します。

太陽活動が静穏だと、電離層が電波を反射する力が弱くなり、

電波は地表に戻って来ず、全く通信できないことも、普通にあります。


交信できることは、本当に、偶然なんですね。

まさしく海外の無線局との交信は、一期一会。


このプロセスを知っているから、

交信成立のこの瞬間、歓喜が訪れます。


アマチュア無線は、

太陽活動のような自然現象に大きく影響を受けます。

自然相手の趣味でもあります。


いつも交信できるとは限らないから、

交信できた時、嬉しい。楽しい。


特に遠くの無線局との交信は、最高です。


まさに、アマチュア無線の醍醐味ですね。


GL 73&88. CU AGN.

DE JS2AZO.


閲覧数:15回0件のコメント

Коментарі


bottom of page